クレマチスの会


「クレマチスの会」は、自死遺族に限らず、人間の生と死や悲嘆感情などについて関心のある方々に向けた小講演会です。参加者と講師との意見交換など、交流し合うひとときをもつことを目指しています。

「精神的な美しさ、心の美」という花言葉にちなんで「クレマチスの会」と名づけました。

 

開催日  偶数月の第2日曜日 午後2時~ 


場所   本会事務局(
地図を参照)

参加条件 どなたでもご参加いただけます。
      
参加費  500円 (会員、非会員を問わず)
               


今後のクレマチスの会


第59回クレマチスの会

テーマ:「自死遺族が被る社会的偏見や差別への取り組みと課題」

日 時:2019年10月13日(日)午後2時~

講 師:岡本洋子 氏(熊本学園大学特任講師)

場 所:当会事務局


〈講師プロフィール〉

熊本学園大学特任講師。米国ネバダ州立大学大学院社会福祉学研究科修了。修士(Master of Social Work)

久留米大学大学院医学研究科(疫学・予防医学)修了。修士(医学)

熊本学園大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)

専門:社会福祉援助技術、精神保健福祉


〈講師より〉

2006年自殺対策基本法が制定され、国策として全国的なさまざまな施策が開始されました。

それから13年が経ち、自死による死亡者数は2018年には2万1千人を下り、これは2003年の3万4千人強の6割弱減、また9年連続して減少傾向が続いています。

このことは、自殺対策による効果と考えられますが、一方で自死により家族を亡くした遺族については未だ国レベルでの実態把握は実施されていません。

民間レベルでは、NPO法人ライフリンクが2007年7月から2008年6月までに実施した、「自殺実態1000人調査」(305人の自死者の遺族の方々の回答)があります。

それによると、自死遺族の方々のさまざまな精神・心理的、社会的苦悩や生活の課題が「自死遺族の実状」として浮かび上がってきました。 

 

今回、私は自死遺族の方々が抱える苦悩について特に、自死で家族が亡くなったことにより遺族が被っている社会的偏見や差別である二次的被害の現状について、ご協力いただいた方々に聞き取り調査を実施いたしました。

その結果をご報告させていただきたいと思います。


そして、それらに対する取り組みはどのようになされており、またどんな課題があるのかなどについても関連する専門分野での現状をお話しさせていただきたいと思います。