クレマチスの会


「クレマチスの会」は、自死遺族に限らず、人間の生と死や悲嘆感情などについて関心のある方々に向けた小講演会です。参加者と講師との意見交換など、交流し合うひとときをもつことを目指しています。

「精神的な美しさ、心の美」という花言葉にちなんで「クレマチスの会」と名づけました。

 

開催日  偶数月の第2日曜日 午後2時~ 


場所   本会事務局(
地図を参照)

参加条件 どなたでもご参加いただけます。
      
参加費  500円 (会員、非会員を問わず)
               


今後のクレマチスの会


第57回クレマチスの会

テーマ:「“トラウマ”の新しいセラピー ―身体志向セラピー(ポリヴェーガル理論)を知ろう― 」

日 時:2018年10月14日(日) 午後2時~

講 師:古井 望 氏(日本女子大学 カウンセリングセンター非常勤研究員)

場 所:当会事務局


<講師プロフィール>

1974年愛媛県生まれ。京都大学教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース 博士課程満期退学。

臨床心理士、Somatic Experiencing® 上級トレーニング修了。

現在は、精神科セラピスト、大学非常勤講師、学生相談カウンセラーとして勤務。


<講師より>

私は16才の時に自死による死別を体験し、心理的・スピリチュアルな存在としての人間に関心を向けるようになりました。

数多くのセラピーがありますが、この数年魅力を感じて学んでいるのが、身体志向(ソマティック)セラピーです。

その1つに“Somatic experiencing®”という手法があります。

野生動物は、命の危機を経験してもトラウマ症状を持たないそうですが、それはなぜか、という問いから始まったこのアプローチでは、トラウマを生理的な反応と捉え、「神経系に未完了なエネルギーが残っているがゆえに症状が現れる」と考えます。

そして、神経系への繊細な働きかけにより、このエネルギーが少しずつ流れ出し、身体が未完了を完了へと向かうのを助けます。

いわゆる狭義のトラウマに限らず、日々のストレスの蓄積や、そして死別悲嘆でも、同じメカニズムだと考えられます。

“悲しみは心だけで感じるものではない、細胞が記憶するような、全身の反応だ、”そう感じていた私にはとてもしっくりくる考え方でした。

会では、このアプローチの基盤となる“ポリヴェーガル理論”をご紹介したいと思います。心と身体をつなぐ働きをする自律神経の、新しい考え方です。

ポイントを挙げますと…

● 身体感覚(フェルトセンス)、呼吸、微細な響き、繊細な動きとつながり直すこと

● 安心できる他者とともにいること、他者とのつながりを感じること

当日は、簡単なエクササイズをご一緒し、体験的にもご理解いただけたらと思います。