クレマチスの会


「クレマチスの会」は、自死遺族に限らず、人間の生と死や悲嘆感情などについて関心のある方々に向けた小講演会です。参加者と講師との意見交換など、交流し合うひとときをもつことを目指しています。

「精神的な美しさ、心の美」という花言葉にちなんで「クレマチスの会」と名づけました。

 

開催日  偶数月の第2日曜日 午後2時~ 


場所   本会事務局(
地図を参照)

参加条件 どなたでもご参加いただけます。
      
参加費  500円 (会員、非会員を問わず)
               


今後のクレマチスの会


第57回クレマチスの会
テーマ: 『「聴く 本当に聴く」~「死にたい!」心の叫びに出会うとき~』
日時: 2019年6月9日(日)午後2時~

講師: 村 明子氏(認定NPO東京自殺防止センター電話相談員 理事)

 

〈講師プロフィール〉
認定NPO東京自殺防止センター電話相談員 理事
新宿区、大田区等自治体の自殺対策策定委員会委員
自殺防止の電話相談に従事する傍ら、内外の相談員養成、継続研修講師を務める。
各地にてゲートキーパー養成研修、講演を行う。

 

〈講師より〉
人の話を聴くことは大変難しいことです。
日常生活でも、親しい人の話に耳を傾けているつもりなのに、あくびが出そうになったり妙に時間が気になったりすることがあるのは何故でしょうか。
話を聴こうと思っている時にも退屈することもあれば、相手を責めたくなったり、足がすくんだり、「これは言ってもいいのか」など自問自答したり聴く人の気持ちもめまぐるしく動いています。

自殺防止センターは「死にたい」と悩み苦しむ方の相談を受けています。
自分が経験したことも、想像したこともないような問題を抱えている方の相談をどのようにしたら「聴く」ことができると思いますか。
そもそも自殺防止の「相談」って何をすることと思われていますでしょうか。
相談が始まる時、聴く人にとってはこれから何が起こるか全くわからない「無」の状態です。私はこれから二人で旅に出かけるといつも感じます。

私は自殺防止センターという看板の下にただ立っています。

相談者はこれまで一人旅を続けて「相談」に立ち寄り、たまたまそこにいた私は短い間、その人の旅に同伴させてもらう感じです。
この旅の主人公は言うまでもなく、これまで旅を続けてきた相談者自身なのです。

自殺防止センターでは「相談者中心」の相談を心がけています。
相談を受けている時にも先述したように、あれこれ湧いてくる思いがあるのですが、相談者を中心にすること、本当に聴くとはどういうことか皆さんと一緒に考えてみたいと思います。