自死遺族分かち合いの会・ボランティア研修生の募集


※2021年度の研修は終了しました。

 

私どもグリーフケア・サポートプラザでは「身近な人を自死で失った遺族の方」のグリ ーフケア(悲嘆援助)を目的とした、分かち合いの会を2003年11月から行っていますが、この活動を継続的に行うためにはボランティア・スタッフの確保が必要です。  

このため本会では「分かち合いの会」のボランティアに必要な専門的な知識・技術など を習得するための研修をおこなっております。

この度、その研修生を下記の通り募集します。

皆様のご応募をお待ちしております。

●分かち合いの会の目的: 自死遺族の悲嘆を当事者同士によるグループワークを通じて、ともに安心して語り合い、辛い気持ちを分かち合っていく安全な場とします。

●研修対象者: グリーフケア・サポートプラザで「分かち合いの会」スタッフを希望する方。ご本人が遺族当事者か否かは問いません。ただし、心身共に健康な成人であること。

日程: 2021年7月15日(木)~8月19日(木) 毎週木曜日18時30分~20時

 

① 内容

自死遺族に伴う悲嘆感情、自責感。 グループワーク・分かち合いに関する基礎知識。

課題の例

*あなたにとって自死とは・・・・喪失と悲嘆  

*自死悲嘆の特徴とは・・・自責感など 

*聴くということ・・・・共感と受容

*分かち合うことの意味

※詳しくはカリキュラムを参照ください。

 

②講師

・藤井忠幸:グリーフケア・サポートプラザ副理事長 自死遺族ケア団体全国ネット代表など                      ・その他、「分かち合いの会」スタッフなど    

 

③研修形式

オンライン形式(zoomアプリ使用)を主とします。グルーブワークでは、可能な範囲で対面研修を実施予定。

 

④参加費用

グリーフケア・サポートプラザ会員:25,000円    

会員以外:30,000

※選考確定後、6月15日までに振込先を連絡いたします。

 

⑤定員

8名(希望者が定員オーバーの場合には選考させて頂きます)

 

⑥申し込み締め切り

6月29日(火)

 

⑦申し込み方法

1. 氏名(ふりがな)、2. 郵便番号・住所、3. 電話番号、4. E-mailアドレス、5. 職業、6. 志望動機を300字内で記述の上、メールでお申込みください。

メール宛先:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp

〇主催: 認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ  後援 自死遺族ケア団体全国ネット

住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第2赤坂103

TEL(03)5775-3876(コロナ禍の現在、事務局は火曜日12時~16時のみ)

メール:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp


2021年度 研修内容


①7月15日(木)*オリエンテーション・本研修会の方向性・本会の活動とボランティアスタッフの役割、使命 など

 

②7月22日(木)*死別悲嘆(グリーフ)に関する基礎知識・死別喪失に伴う悲嘆感情 ・悲嘆感情の変化と種類(段階、二元論、複雑性悲嘆)・抱えていく力(ネガティブ・ケイパビリティ) など

 

③7月29日(木)*自死と自死遺族に対する社会的偏見 ・自死に関する偏見の歴史 ・西欧と日本社会における相違 など

 

④8月5日(木) *スタッフとしての課題・自分自身の傾向性についての整理・ボランティア活動を通じての人間的成長 など

 

⑤8月12日(木)*「分かち合いの会」についての理解・体験者同士によるグルーブワーク・グループダイナミックス ・尊重事項 など

 

⑥8月19日(木)*「分かち合いの会」の演習・対面あるいはオンライン形式にて など